頻度
あまりみない(人口10万あたり0.1~0.2人)
【1】消化管の壁内神経である粘膜下神経叢(Meissner神経叢)および筋間神経叢(Auerbach神経叢)における神経節細胞の先天的欠損が原因である。欠損範囲により病型が異なる。最も多いのは直腸~S状結腸までの範囲で,全体の70~80%を占める。
【2】発生頻度は5,000出生に1人。男女比は3:1と男児に多いが,無神経節腸管が長い病型(長節型,全結腸型,広範囲型)では男女差はない。合併奇形は約19%に認められ,約12%にDown症の合併がある。約7%で家族発症が認められる(Pediatr Surg Int 33: 497-504, 2017)。
診断のポイント
【1】臨床所見:胎便排泄遅延,腹部膨満。
【2】腹部単純X線写真:腸管拡張・ガス像増加。
【3】注腸造影検査:caliber change。
【4】肛門内圧検査:直腸肛門反射の欠如。
【5】