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診断

起立性調節障害
Orthostatic Dysregulation(OD)
石井 和嘉子
(日本大学診療准教授・小児科学)

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小児起立性調節障害診療ガイドライン(改訂第3版)(2023)

診断のポイント

【1】小学校高学年~中学生に好発,男子<女子。

【2】立ちくらみ,失神,頭痛,動悸,倦怠感などの症状。

【3】起床が困難で,症状は午前中に強く,夕方から夜にかけて軽減する。

【4】基礎疾患を除外し,新起立試験で診断およびサブタイプ分類する。

症候の診かた

【1】頭痛・倦怠感は午前中に強く午後に軽減することが多い。

【2】起床困難で寝つきが悪く,昼夜逆転の生活に移行しやすい。

【3】学校の遅刻や欠席が目立つ。

検査所見とその読みかた

【1】OD身体症状項目(表1)が3つ以上か,2つであってもODが強く疑われる場合には,ガイドラインに従って鑑別診断と新起立試験を行う。

【2】血液検査(血算,鉄,フェリチン,甲状腺ホルモン,早朝コルチゾールなど),検尿などで基礎疾患の鑑別を行う。失神がある場合は,心疾患やてんかんの鑑別のため

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