頻度
あまりみない
診断のポイント
【1】脊髄前角細胞の喪失と変性による下位運動ニューロン症候。
❶進行性筋力低下・筋緊張低下・筋萎縮。
❷舌・手指の線維束性収縮。
❸腱反射消失~減弱。
【2】運動発達の遅れ。
【3】0型は胎児期発症。
❶Ⅰ型は生後6か月までに発症し独座不可能。
❷Ⅱ型は6~18か月に発症し独歩不可能。
❸Ⅲ型は1.5歳以降に発症し独歩可能。
❹Ⅳ型は成人期発症。
【4】進行例では呼吸障害,関節拘縮・側弯,摂食・嚥下障害。
緊急対応の判断基準
Ⅰ型では感染などを契機に急速に呼吸不全が進行することがある。
症候の診かた
【1】筋力低下は近位筋>遠位筋,下肢>上肢である。
【2】Ⅰ型の進行例では顔面筋罹患を認めるが,それ以外の病期では顔面筋罹患は認めず,表情が豊かである。
【3】通常,知的障害は認めない。
検査所見とその読みかた
【1】血清CK値は正常ないし正常上限の10倍以下。
【2】電気生理学的検査において複合筋
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