◆疾患概念
抗うつ薬に関係して生じると推定される精神症状のうち代表的なものは,activation syndrome(賦活症候群)あるいはjitteri-ness/anxiety syndromeと,discontinuation syndrome(退薬症候群,中断症候群,中止後症候群)であろう.そのほかに抗うつ薬服用中の自殺の問題があり,SSRI使用中にアパシーが生じうるとも指摘されているが,これについての詳細は不明である.
【定義・病型】
A.activation syndromeあるいはjitteriness/anxiety syndrome
抗うつ薬を使用したとき,特に使用開始からまもない時期に,不安,焦燥,苛立ち,衝動性などが強まる場合のあることは古くから知られていた.このような症状は主にjitterinessとよばれるが,そのほかにactivationなどの言葉も用いられている.
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