適応
非オピオイド鎮痛剤で治療困難な以下疾患に伴う慢性疼痛における鎮痛:変形性関節症,腰痛症
用法
前胸部,上背部,上腕外部又は側胸部に貼付し,7日毎に貼り替えて使用 ►初回貼付用量は5mgとし,その後は症状に応じて適宜増減するが,20mgを超えない 注意
①初回貼付時
a)貼付72時間後まで血中濃度が徐々に上昇→鎮痛効果が得られるまで時間を要する→必要に応じて他の適切な治療の併用を考慮
b)他のオピオイド鎮痛薬から本剤へ切り替えの際は,切り替え前に使用していたオピオイド鎮痛薬の鎮痛効果の持続時間を考慮して貼付を開始.尚,高用量(経口モルヒネ換算量80mg/日超)のオピオイド鎮痛薬から切り替えの際は,十分な鎮痛効果が得られないおそれ→注意
②貼付方法:血中濃度上昇のおそれ→毎回貼付部位を変え,同じ部位に貼付する場合,3週間以上の間隔をあける
③増量:貼付開始後は状態を観察,適切な鎮痛効果が得られ副作用が最