診療支援
治療

膀胱穿刺
suprapubic needle aspiration
迫田晃子
(東京女子医科大学泌尿器科・非常勤講師)

A.適応

 尿路感染症の診断で無菌的採尿を必要とする場合に膀胱穿刺を行う.侵襲的方法なので実際に膀胱穿刺が行われる頻度は低いが,特に状態の悪い新生児や乳幼児に対しては確実で正確な診断を得られるため有用である.

B.準備するもの

 エコー(清潔用エコーカバー),22G注射針,5~10mLシリンジ(局所麻酔用),22G留置針,延長チューブ,20mLシリンジ(採尿用),局所麻酔薬,滅菌シーツ,滅菌ガーゼ,滅菌スピッツ.

C.手技

 基本的にバリアプリコーションで行うが

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