●病態
・成人期には脊髄小脳変性症として,小児期には進行性ミオクロニーてんかんとして発症し,てんかん,小脳失調,ミオクローヌスや舞踏病様運動などの不随意運動,知的退行,痙性麻痺や痙縮が進行性に出現する神経変性疾患である.
・原因遺伝子はatrophin1で,常染色体優性遺伝形式を呈するトリプレットリピート病の1つであり,次の世代に遺伝する際に表現促進現象を呈する.
●治療方針
根治療法はなく対症療法が主体となる.
A.てんかん
発作型に合わせて抗てんかん薬を使用する.ミオクロニー発作や強直間代発作など,全般発作が多く報告されている.
Px処方例 下記の薬剤を症状に応じて適宜用いる.
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