適応
各種癌における鎮痛
用法
1回25~50mg(増減) ►必要に応じ追加投与する場合には,3~5時間の間隔をおく
!警告
本剤を注射しないこと.本剤にはナロキソンが添加されているため,水に溶解して注射しても効果なく,麻薬依存患者では禁断症状を誘発し,又,肺塞栓,血管閉塞,潰瘍,膿瘍を引き起こす等,重度で致死的な事態を生じることがある
禁忌
1)過敏症(ペンタゾシン,ナロキソン)
2)頭部傷害又は頭蓋内圧上昇(頭蓋内圧上昇)
3)重篤な呼吸抑制状態及び全身状態が著しく悪化(呼吸抑制増強)
4)ナルメフェン塩酸塩水和物を投与中又は投与中止後1週以内(オピオイド離脱症状の恐れ)
注意
〈基本〉
➊眠気,めまい,ふらつき等→運転不可
②連用により薬物依存→慎重に.特に薬物依存の既往歴は注意
患者背景
〈合併・既往〉
①薬物依存の既往歴
②麻薬依存(軽度の麻薬拮抗作用→時として禁断症状)
③胆道疾患(大量投与した場合Oddi筋を収縮