診療支援
薬剤

解熱・鎮痛・抗炎症薬(概要)

▼解熱・鎮痛・抗炎症薬の分類

解熱・鎮痛・抗炎症薬の分類

 

Ⅰ.非麻薬性鎮痛薬(オピオイド)

ペンタゾシン

ソセゴン

1)中枢性オピオイド受容体に作用し,麻薬同様の強い鎮痛作用を発揮する

2)麻薬にある耽溺性・習慣性は少ないが,大量投与は依存性を引き起こす

3)癌をはじめ諸疾患の疼痛コントロールに有効

4)ショックや呼吸抑制などの重篤な副作用があり,常に慎重投与を心がける

5)頭部傷害や頭蓋内圧上昇,重篤な呼吸抑制には禁忌

6)神経障害性疼痛にも有効なものがある

塩酸ペンタゾシン

ソセゴン

トラマドール塩酸塩

トラマールOD錠/注

 

ワントラム

 

ツートラム

トラマドール塩酸塩・アセトアミノフェン

トラムセット配合錠

ブプレノルフィン塩酸塩

レペタン

ブプレノルフィン

ノルスパン

 

Ⅱ.ピリン系解熱鎮痛薬

スルピリン水和物

スルピリン

1)解熱作用は確実だが,鎮痛作用や抗炎症作用は緩徐で適応外

2)ピリン過敏症

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