適応
不安緊張状態の鎮静,小児の難治性てんかん
用法
1回0.5~1g 1日3回(増減)
禁忌
1)過敏症(本剤,臭素化合物)
2)腎機能障害
3)脱水症,全身衰弱
4)器質的脳障害,うつ病
5)緑内障
6)低塩性食事摂取患者
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
②連用で体内に蓄積し摂取量と排泄量が平衡を保つ臭素平衡の状態になり慢性中毒を起こす→血中濃度,副作用等観察し慎重に
〈その他〉(外国)抗てんかん薬服用で自殺念慮・自殺企図のリスクが高い報告
配合〈配合禁忌〉
①1週間以内に湿潤:サリチル酸Naテオブロミン,ジギタリス製剤,次硝酸ビスマス,スルピリン,タンニン酸,タンニン酸アルブミン等
②条件によって湿潤:安息香酸Na,安息香酸Naカフェイン,アンチピリン,ホウ砂,抱水クロラール,リン酸アルカリ等
③変色:硫酸銅,レゾルシン,塩化第二鉄液等
④沈殿生成:タンニン酸等
〈小児〉少量から始め毎週増量し発作がやむとともに次第に減量