診療支援
薬剤

催眠・鎮静薬(概要)

▼催眠・鎮静薬の分類

催眠・鎮静薬の分類

 

Ⅰ.ベンゾジアゼピン受容体作動薬

1超短期作用型

1)ベンゾジアゼピン受容体に作用し,催眠・鎮静効果を発揮する

2)ゾルピデム,ゾピクロン,エスゾピクロンはベンゾジアゼピン化合物ではないが,ベンゾジアゼピン受容体に作用する.非ベンゾジアゼピン系睡眠薬やz-drugと呼ばれることもある

3)副作用(傾眠,ふらつき,健忘,依存性)があり,高用量の長期使用でリスクが高い

4)長期使用については効果と副作用を十分に検討する

5)超短期作用型から選択する

 

半減期

 超短期:約 6時間以内

 短期 :約12時間以内

 中期 :約40時間以内

 長期 :約60時間以上

 (高齢者では延長する可能性あり)

ゾルピデム酒石酸塩

マイスリー

ゾピクロン

アモバン

エスゾピクロン

ルネスタ

トリアゾラム

ハルシオン

ミダゾラム

ドルミカム

2短期作用型

エチゾラム

デパス錠/細

ブロチゾラム

レンド

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください