適応
1神経症における不安・緊張・抑うつ・神経衰弱症状・睡眠障害
2うつ病における不安・緊張・睡眠障害
3心身症(高血圧症,胃・十二指腸潰瘍)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
4統合失調症における睡眠障害
5頸椎症・腰痛症・筋収縮性頭痛における不安・緊張・抑うつおよび筋緊張
用法
121日3mg 分3(増減) 351日1.5mg 分3(増減) 41日1回1~3mg 就寝前(増減) ►いずれの場合も高齢者は1日1.5mgまで
禁忌
1)急性閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により悪化)
2)重症筋無力症(筋弛緩作用により悪化)
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
②連用により薬物依存を生じることがある→漫然継続長期使用回避.投与継続時は必要性を十分に検討
患者背景
〈合併・既往〉
①心障害(血圧低下,症状悪化)
②脳に器質的障害(作用増強)
③衰弱者(作用増強)
④中等度又は重篤な呼吸障害(呼吸不全)(炭酸ガスナルコー