診療支援
薬剤

メダゼパム新様式運転×
1124
medazepam
レスミット Resmit(共和)
 :2・5mg
メダゼパム(2・5 鶴原)

適応

1神経症における不安・緊張・抑うつ

2心身症(消化器疾患,循環器疾患,内分泌系疾患,自律神経失調症)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ

用法

1日10~30mg(増減)

禁忌

1)過敏症

2)急性閉塞隅角緑内障(眼圧上昇)

3)重症筋無力症(症状悪化)

注意

〈基本〉

➊眠気等→運転不可

②連用により薬物依存を生じることがある→漫然継続長期使用回避.投与継続時は必要性を十分に検討

〈その他〉投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗薬)を投与された患者で,新たに本剤を投与する場合,本剤の鎮静・抗痙攣作用が変化,遅延するおそれ

患者背景

〈合併・既往〉

①心障害(悪化)

②脳に器質的障害(作用増強)

③衰弱者(作用増強)

④中等度又は重篤な呼吸不全(症状悪化)

〈腎〉排泄が遅延 〈肝〉排泄が遅延

〈妊婦〉有益のみ(奇形児等障害児出産が有意に多い疫学的報告.ベンゾジアゼピン系で新生児に哺乳困難

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?