診療支援
薬剤

リスペリドン新様式EH運転×
1179
risperidone
リスパダール Risperdal(ヤンセン)
 :1・2・3mg OD錠:0.5・1・2mg 細粒:1% 10mg/g
 内用液:0.1% 1mg/mL(30mL/V,0.5・1・2・3mL/包)
リスペリドン(0.5・1・2・3OD錠0.5・1・2・3 1% 0.1%(分包)0.5・1・2・3 各社)

適応

1統合失調症

2小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性(3mg錠を除く)(一部後発医薬品は効能効果に違いあり)

注意2原則5歳以上18歳未満に使用

用法

11回1mg1日2回より始め,徐々に増量 維持量:1日2~6mg 原則分2(増減) ►1日量は12mgを超えない 2体重15kg以上20kg未満:1日1回0.25mgより開始,4日目より1日0.5mgを1日2回に分けて経口(適宜増減,増量の際は1週間以上の間隔をあけて1日量として0.25mgずつ増量.但し,1日量は1mgを超えない) 体重20kg以上:1日1回0.5mgより開始,4日目より1日1mgを1日2回に分けて経口(適宜増減,増量の際は1週間以上の間隔をあけて1日量として0.5mgずつ増量.但し,1日量は,体重20kg以上45kg未満の場合2.5mg,45kg以上の場合3mgを超えない) 注意

①本剤の活性代謝物であるパリペリドン併用により作用増強→パリペリドンを含有する経口製剤の併用回避

②(OD錠)0.25mg単位での調節が必要な場合,内用液又は細粒を使用

禁忌

1)昏睡状態(悪化)

2)バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用増強)

3)アドレナリン投与中(アナフィラキシー救急治療に使用する場合を除く)

4)過敏症

注意

〈基本〉

①治療初期,再投与時,増量時にα交感神経遮断作用に基づく起立性低血圧→少量から徐々に増量,低血圧が現れた場合は減量等処置

➋眠気,注意力・集中力・反射運動能力等の低下→運転不可

③高血糖・糖尿病の悪化から糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡→口渇,多飲,多尿,頻尿等に注意.特に糖尿病又はその既往歴或いはその危険因子を有する場合は血糖値測定等観察を十分に

➍低血糖(脱力感,倦怠感,冷汗,振戦,傾眠,意識障害等)に注意.血糖値測定等観察を十分に

➎上記③➍について患者及び家族に十分に説

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?