適応
統合失調症
用法
1回4mg1日3回より始め,徐々に増量 維持1日12~48mg分3(増減) ►1日量は48mgを超えない
禁忌
1)昏睡状態(悪化)
2)バルビツール酸誘導体等中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用が増強)
3)過敏症
4)アドレナリン投与中(アナフィラキシーの救急治療を除く)
注意
〈基本〉
①悪性症候群の発現に伴いCK上昇,又,本剤によりCK上昇→異常の際は中止等処置.尚,他の抗精神病薬で,急激な増量により悪性症候群の報告
➋眠気,注意力・集中力・反射運動能力等の低下→運転不可
③興奮,非協調性,緊張,衝動性の調節障害等の陽性症状悪化→悪化の際は他の治療法に切り替え等処置
④動物で制吐作用を有することから,他の薬剤に基づく中毒,腸閉塞,脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化→注意
➎高血糖・糖尿病の悪化から糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡→患者及び家族に十分に説明し,口渇,多飲,多尿,
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