適応
統合失調症 注意原則として12歳以上
用法
内1回4mg,1日2回食後より開始,徐々に増量.維持量1日8~16mgを分2(増減) ►1日量は24mgを超えない 小児1回2mg,1日2回食後より開始,徐々に増量.維持量1日8~16mgを分2(増減) ►1日量は16mgを超えない テ40mg1日1回貼付(増減) 最大80mg 胸部・腹部・背部のいずれか 24時間毎貼り替え ►1日量は80mgを超えない 注意
①小児での増量は1週間以上の間隔をあけて実施.1週間未満の安全性は未確立(使用経験が少ない)
②成人での経口剤から貼付剤への切り替えは次回投与予定時刻で可だが患者の状態を十分に観察.添付文書参考に用量選択.貼付剤から経口剤への切り替えは1回4mg1日2回食後経口投与より開始し徐々に増量.経口剤と貼付剤を同時に投与することにより過量投与にならないよう注意
(後発医薬品は用法用量に違いあり)
禁忌
1)昏睡状態(悪化)
2)バルビツール酸誘導体等中枢神経抑制剤の強い影響下(中枢神経抑制作用増強)
3)アドレナリンを投与中(アナフィラキシーの救急治療を除く)
4)イトラコナゾール,ボリコナゾール,ミコナゾール(経口剤,口腔用剤,注射剤),フルコナゾール,ホスフルコナゾール,ポサコナゾール,リトナビルを含む製剤,ダルナビル,アタザナビル,ホスアンプレナビル,エンシトレルビル,コビシスタットを含む製剤を投与中
5)過敏症
注意
〈基本〉
①内投与量は必要最小限となるよう,患者ごとに慎重に観察しながら調節
➋眠気,注意力・集中力・反射運動能力等の低下→運転不可
③興奮,誇大性,敵意等の陽性症状悪化の可能性→観察を十分に,悪化の際は他の治療法に切替え等処置
④高血糖や糖尿病の悪化,糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡に至るとの報告→患者及びその家族に十分説明.口渇,多飲,多尿,頻尿等の異常に注意し,症状発現の際は,