適応
統合失調症,躁病
用法
内初期:1日0.75~2.25mg(徐々に増量) 維持量:1日3~6mg(増減) 注1回5mg 1日1~2回 筋注・静注(増減) ►注急激な精神運動興奮等で,緊急を要する場合
禁忌
1)昏睡状態(悪化)
2)バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用増強)
3)重症心不全(心筋に対する障害作用や血圧降下の報告)
4)パーキンソン病又はレビー小体型認知症(錐体外路症状悪化)
5)過敏症(本剤,ブチロフェノン系化合物)
6)アドレナリン投与中(アナフィラキシー救急治療を除く)
7)妊婦・妊娠
注意
〈基本〉
①注心室細動,心室頻拍(torsades de pointesを含む),QT延長等.心停止も報告.特に静注時は心電図・呼吸状態等のバイタルサインの監視等注意
➋眠気等→運転不可
③制吐作用を有するため,他剤に基づく中毒,腸閉塞,脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化→注意