診療支援
薬剤

スピペロン新様式H運転×
1179
spiperone
スピロピタン Spiropitan(アルフレッサ)
 :0.25・1mg

適応

統合失調症

用法

最初約1週間:1日0.5~1.5mg 以後:漸増し1日1.5~4.5mg(増減)

禁忌

1)昏睡状態又はバルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用増強)

2)重症心不全(悪化)

3)パーキンソン病又はレビー小体型認知症(錐体外路症状悪化)

4)過敏症(本剤,ブチロフェノン系化合物)

5)アドレナリン投与中(アナフィラキシー救急治療を除く)

注意

〈基本〉

➊眠気等→運転不可

②制吐作用を有するため,他の薬剤に基づく中毒,腸閉塞,脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化あり注意

〈その他〉

①他のブチロフェノン系化合物で光線過敏症出現の報告

②(外国)認知症関連高齢患者に使用で死亡率が高かったとの報告

患者背景

〈合併・既往〉

①心・血管疾患,低血圧又はその疑い(一過性の血圧降下)

②てんかん等の痙攣性疾患又は既往歴(痙攣閾値低下)

③薬物過敏症の既往歴

④不動状態,長期臥床,肥満,脱水状態等

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