適応
統合失調症
用法
最初約1週間:1日0.5~1.5mg 以後:漸増し1日1.5~4.5mg(増減)
禁忌
1)昏睡状態又はバルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用増強)
2)重症心不全(悪化)
3)パーキンソン病又はレビー小体型認知症(錐体外路症状悪化)
4)過敏症(本剤,ブチロフェノン系化合物)
5)アドレナリン投与中(アナフィラキシー救急治療を除く)
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
②制吐作用を有するため,他の薬剤に基づく中毒,腸閉塞,脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化あり注意
〈その他〉
①他のブチロフェノン系化合物で光線過敏症出現の報告
②(外国)認知症関連高齢患者に使用で死亡率が高かったとの報告
患者背景
〈合併・既往〉
①心・血管疾患,低血圧又はその疑い(一過性の血圧降下)
②てんかん等の痙攣性疾患又は既往歴(痙攣閾値低下)
③薬物過敏症の既往歴
④不動状態,長期臥床,肥満,脱水状態等