適応
統合失調症
用法
1日75~150mg 分服 ►1日450mgまで増量可
禁忌
1)昏睡状態,循環虚脱(悪化)
2)バルビツール酸誘導体・麻酔薬等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用延長,増強)
3)アドレナリン投与中(アナフィラキシー救急治療を除く)
4)過敏症(本剤,フェノチアジン系化合物,その類似化合物)
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
②制吐作用を有するため,他の薬剤に基づく中毒,腸閉塞,脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化あり注意
〈その他〉
①治療中,原因不明の突然死の報告
②(外国)認知症関連高齢患者に使用で死亡率が高かったとの報告
患者背景
〈合併・既往〉
①皮質下部の脳障害(脳炎,脳腫瘍,頭部外傷後遺症等)の疑い:治療上やむを得ないと判断される場合を除き,投与不可(高熱反応のおそれ)→全身を氷で冷やす,又は解熱剤投与等処置
②血液障害(悪化)
③褐色細胞腫又はパラガングリオーマ,動脈硬化症,心疾