適応
統合失調症
用法
最初:1回20mg 1日2~3回 以後漸次増量して 維持量:1回40~80mg 1日2~3回(増減) ►場合により1回100mg 1日3回
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
〈その他〉(外国)認知症関連高齢患者への使用で死亡率が高いとの報告
患者背景
〈合併・既往〉
①低血圧(一過性の血圧降下)
②血液障害(悪化)
③脱水・栄養不良状態等を伴う身体的疲弊(悪性症候群)
④不動状態,長期臥床,肥満,脱水状態等(肺塞栓症,静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告)
〈肝〉肝機能障害(悪化)
〈妊婦〉非推奨(動物で胎仔毒性等.妊娠後期の抗精神病薬投与により,新生児に哺乳障害,傾眠,呼吸障害,振戦,筋緊張低下,易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状) 〈授乳婦〉非推奨 〈高齢〉注意(少量から開始等)
相互
〈併用注意〉MAO阻害薬:相互に作用増強(中枢神経系の興奮及び心悸亢進,血圧上昇等)
副作用
〈重大〉
1)悪性症候群(