診療支援
薬剤

パリペリドンパルミチン酸エステル新様式EH運転×
1179
paliperidone palmitate
ゼプリオン Xeplion(ヤンセン)
 水懸筋注:25・50・75・100・150mg/0.25・0.5・0.75・1・1.5mL/シリンジ
 TRI水懸筋注:175・263・350・525mg/0.875・1.315・1.75・2.625mL/シリンジ

適応

統合失調症(TRI:パリペリドン4週間隔筋注製剤による適切な治療が行われた場合に限る) 注意TRI:投与開始に際しては,他の抗精神病薬を併用せずにパリペリドン4週間隔筋注製剤が4カ月以上継続して投与され,安全性・忍容性が確認された,症状安定な患者に投与

用法

初回150mg,1週後に2回目100mgを三角筋内に投与.その後は4週に1回75mgを三角筋又は臀部筋内に投与 ►25~150mgの範囲で増減,増量は1回あたり50mgを超えない TRI:パリペリドン4週間隔筋注製剤が4カ月以上継続投与され,適切な治療が行われた患者に対し,最終投与の4週間後から切り替えて使用.パリペリドン4週間隔筋注製剤最終投与量の3.5倍量を12週間に1回,三角筋又は臀部筋に筋肉内 注意〔4週間隔筋注製剤〕

①過去にパリペリドン又はリスペリドンでの治療経験がない場合,先ず一定期間経口パリペリドン又は経口リスペリドン製剤を投与,治療反応性及び忍容性があることを確認後,経口パリペリドン又は経口リスペリドン製剤を併用せずに本剤の投与開始

②軽度腎機能障害患者(Ccr:50mL/分以上80mL/分未満)には,初回100mg,1週後に2回目75mgを三角筋内投与.その後は4週に1回,50mgを三角筋又は臀部筋内に投与.尚,症状及び忍容性に応じ,25~100mgの範囲で適宜増減,増量は1回あたり25mgを超えない

③他の持効性注射剤から本剤に切り替える場合,薬物動態を考慮し投与時期,投与量に十分注意,症状を十分に観察.本剤及びリスペリドンの主活性代謝物はパリペリドンであり,リスペリドン持効性懸濁注射液から本剤への切替えにあたっては,過量投与にならないよう,用法・用量に注意.以下の投与方法で,リスペリドン持効性懸濁注射液投与時の定常状態と同程度の血漿中有効成分濃度が得られることが推定

a)リスペリドン持効性懸濁注射液25

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