ロフェプラミン塩酸塩H運転×

1174

lofepramine hydrochroride

アンプリット Amplit(第一三共)

　錠：10・25mg

適応

うつ病・うつ状態　注意24歳以下で自殺念慮・自殺企図のリスク増加の報告．投与にあたってはリスクとベネフィットを考慮

用法

初期：1回10～25mg　1日2～3回　1日150mgまで漸増

禁忌

1)閉塞隅角緑内障(悪化)

2)過敏症(三環系抗うつ薬)

3)心筋梗塞の回復初期(頻脈等症状悪化)

4)MAO阻害薬投与中

注意

〈基本〉

➊眠気・運動失調等→運転不可

②うつ症状を呈する患者は希死念慮があり，自殺企図のおそれ，投与開始早期並びに投与量変更の際は状態及び病態の変化を注意．又，新たな自傷，気分変動，アカシジア/精神運動不穏等の情動不安定の発現，若しくはこれらの症状の増悪が観察された場合，増量せず，徐々に減量し，中止等処置

③不安，焦燥，興奮，パニック発作，不眠，易刺激性，敵意，攻撃性，衝動性，アカシジア/精神運動不穏，軽躁，躁病等の報告．これらの症例では，基礎疾患の悪化，自殺企図，自殺念慮，他害行為の報告．

初出:治療薬マニュアル2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2024年11月7日　掲-ID：yak_00000-00_a006c001d001e003z0008）