診療支援
薬剤

メチルフェニデート塩酸塩新様式H運転×
1179
methylphenidate hydrochloride
コンサータ Concerta(ヤンセン)
 :18・27・36mg

適応

注意欠陥/多動性障害(AD/HD) 注意

1)6歳未満の幼児における有効性及び安全性は未確立

2)AD/HDの診断は,米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)等の標準的で確立した診断基準に基づき慎重に実施し,基準を満たす場合にのみ投与

用法

〔18歳未満〕初回18mg,維持18~45mg1日1回朝 ►増量が必要な場合は1週間以上の間隔をあけて1日用量として9mg又は18mgの増量(増減).但し1日用量は54mgを超えない 〔18歳以上〕初回18mg1日1回朝 ►増量が必要な場合は1週間以上の間隔をあけて1日用量として9mg又は18mgの増量(増減).但し1日用量は72mgを超えない 注意

①中枢神経刺激作用を有し,服用後12時間持続→就寝時間等を考慮し午後の服用回避

初回:投与前に他のメチルフェニデート製剤服用の際は,その用法・用量を考慮し,初回用量を18歳未満では18~45mg,18歳以上では18~72mgの範囲で決定.但し,本剤もしくは他のメチルフェニデート製剤を1カ月以上休薬した後に本剤を服用する場合は18mgを初回用量

③徐放性製剤のため分割投与は適切ではなく,18mg,27mg,36mgの3種類のみで18mgが最小単位→9mg単位の増減量が必要な場合は錠剤の種類を変更

!警告

1)注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の診断,治療に精通し,かつ薬物依存を含む本剤のリスク等について十分に管理できる,管理システムに登録された医師のいる医療機関及び薬剤師のいる薬局において,登録患者に対してのみ行う.また,それら薬局においては,調剤前に当該医師・医療機関・患者が管理システムに登録されていることを確認した上で調剤

2)患者(小児の場合には患者又は代諾者)に対して,本剤の有効性,安全性,及び目的以外への使用や他人へ譲渡しないことを文書によって説明し文書で同意を取得

禁忌

1)過度の

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