適応
小児期における注意欠陥/多動性障害(AD/HD) 注意
1)本剤の使用実態下における乱用・依存性に関する評価が行われるまでの間は他のAD/HD治療薬が効果不十分な場合にのみ使用
2)6歳未満及び18歳以上の患者における有効性及び安全性は未確立
3)18歳未満で本剤により薬物治療を開始した患者において,18歳以降も継続して本剤を投与する場合には,治療上の有益性と危険性を考慮して慎重に投与すると共に定期的に本剤の有効性及び安全性を評価し,有用性が認められない場合には投与中止を考慮し漫然と投与しない
4)AD/HDの診断は米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM)等の標準的で確立した診断基準に基づき慎重に実施し基準を満たす場合にのみ投与
用法
小児には30mgを1日1回朝.症状により1日70mgを超えない範囲で増減 ►増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として20mgを超えない範囲で行う