抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬(概要)

▼抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬の分類

抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬の分類

　

Ⅰ．抗うつ薬

1)単極性うつ病とうつ状態の第1選択薬

2)一部は不安症にも適応がある

1モノアミン再取り込み阻害薬
A．選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)		1)抗コリン性の副作用が少ない 2)フルボキサミンは強迫症と社交不安症にも適応がある 3)パロキセチンは強迫症，パニック症，社交不安症にも適応がある 4)セルトラリンはパニック症にも適応がある 5)エスシタロプラムは社交不安症にも適応がある 6)断薬症候群やアクチベーション症候群が起こりうる
フルボキサミンマレイン酸塩薬	デプロメール錠
	ルボックス錠
パロキセチン塩酸塩水和物薬	パキシル錠/CR錠(徐放錠)
セルトラリン塩酸塩薬	ジェイゾロフト錠/OD錠
エスシタロプラムシュウ酸塩薬	レクサプロ錠
B．セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)		1)抗コリン性の副作用が少

初出:治療薬マニュアル2024 発行:2024年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2025年3月3日　掲-ID：yak_00000-00_a006z0001）