診療支援
薬剤

フェノバルビタールナトリウム新様式EH運転×
1139
phenobarbital sodium(PB)
ノーベルバール Nobelbar(ノーベル)
 静注用:250mg/V(フェノバルビタールとして)

適応

1新生児痙攣

2てんかん重積状態

注意本剤は,作用発現が遅く,長時間作用型に属する→てんかん重積状態では,速効性の薬剤を第1選択とし,本剤は第2選択以降に使用することが望ましい

用法

1初回投与:20mg/kgを静注.痙攣がコントロールできない場合,状態に応じ,初回投与量を超えない範囲で用量を調節し静脈内に追加投与 維持投与:2.5~5mg/kgを1日1回静注 215~20mg/kgを1日1回静注 注意

①意識障害,血圧低下,呼吸抑制が現れることがあるので,用量調節を適切に行うために,血中濃度測定が望ましい.又,呼吸抑制が現れた場合,直ちに人工呼吸等処置

1新生児では,5~10分かけて緩徐に投与.但し,状態に応じ,より緩徐に投与も考慮.又,追加投与の際は,状態を観察,初回投与から十分な間隔をあけた上で,実施

2小児及び成人では,10分以上かけて緩徐に投与.但し,100mg/分の投与速度を超えない

禁忌

1)過敏症(本剤,バルビツール酸系化合物)

2)急性間欠性ポルフィリン症(ポルフィリン合成が増加し,症状悪化)

3)ボリコナゾール,タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合),マシテンタン,エルバスビル,グラゾプレビル,チカグレロル,アルテメテル・ルメファントリン,ダルナビル・コビシスタット,ドラビリン,リルピビリン,ニルマトレルビル・リトナビル,リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン,ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド,ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド,エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド,エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシル,ソホスブビル・ベルパタスビル,ドルテグラビル・リルピビリン,カボテグラビルを投与中

注意

〈基本〉

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