診療支援
薬剤

ミダゾラム新様式EH運転×
1139
midazolam
ミダフレッサ Midafresa(アルフレッサ)
 静注:0.1%・10mg/10mL/V

適応

てんかん重積状態

用法

通常,修正在胎45週以上(在胎週数+出生後週数)の小児・成人には,0.15mg/kgを静脈内投与.必要に応じ1回につき0.1~0.3mg/kgの範囲で追加投与(増減),初回投与と追加投与の総量として0.6mg/kgを超えない.投与速度は1mg/分を目安 持続静注:通常,修正在胎45週以上(在胎週数+出生後週数)の小児・成人には,0.1mg/kg/時より持続静脈内投与を開始,必要に応じて0.05~0.1mg/kg/時ずつ増量(増減)最大投与量は0.4mg/kg/時まで 注意

①静脈内投与及び持続静脈内投与については,診療ガイドライン等を参考に患者の状態に応じて適切な投与方法を選択

②ミダゾラムに対する反応は個人差があり,年齢,感受性,全身状態及び併用薬等を考慮して,投与量・投与速度を決定

③投与量の急激な減少又は中止によりてんかん重積状態発現→持続静脈内投与を終了する場合には0.05~0.1mg/kg/時を目安として緩徐に減量

!警告

1)呼吸及び循環動態の連続的な観察ができる施設においてのみ用いる.呼吸抑制及び呼吸停止を引き起こすことがあり,速やかな処置が行われないために死亡又は低酸素脳症に至った症例が報告

2)低出生体重児及び新生児に対して急速静脈内投与をしてはならない.急速静脈内投与後,重度の低血圧及び痙攣発作が報告

禁忌

1)過敏症

2)急性閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧上昇)

3)重症筋無力症(症状悪化)

4)HIVプロテアーゼ阻害薬(リトナビルを含有する製剤,ネルフィナビル,アタザナビル,ホスアンプレナビル,ダルナビルを含有する製剤),エファビレンツ及びコビシスタットを含有する製剤を投与中

5)ショック,昏睡,バイタルサインの抑制がみられる急性アルコール中毒

注意

〈基本〉

①無呼吸,呼吸抑制,舌根沈下,血圧低下等→投与中は,パルスオキシメーターや血圧計等を用い

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