診療支援
薬剤

ミダゾラム新様式EH運転×
1139
midazolam
ブコラム Buccolam(武田)
 口腔用液:2.5・5・7.5・10mg/0.5・1.0・1.5・2.0mL/シリンジ

適応

てんかん重積状態 注意

1)18歳以上への有効性及び安全性は未確立

2)非けいれん性てんかん重積状態に対して,保護者又はそれに代わる適切な者が投与する際は,重症度や患者の包括的な医療環境を考慮して,投与可能と医師が適切に判断した患者のみ投与

用法

修正在胎52週(在胎週数+出生後週数)以上1歳未満には1回2.5mg,1歳以上5歳未満には1回5mg,5歳以上10歳未満には1回7.5mg,10歳以上18歳未満には1回10mgを頬粘膜投与 注意

①シリンジ液剤の全量を片側の頬粘膜に緩徐に投与する.体格の小さい患者や用量が多い場合は,必要に応じて両側の頬粘膜に半量ずつ投与

➋保護者又はそれに代わる適切な者が投与する際は,1回分(シリンジ1本)のみの投与とするよう指導

➌頬粘膜より吸収→可能な限り飲み込まないよう注意

!警告

‍ 本剤交付前に保護者又はそれに代わる適切な者が自己投与できるよう,本剤の投与が必要な症状の判断方法,本剤の保存方法,使用方法,使用時に発現可能性のある副作用等を保護者又はそれに代わる適切な者が理解した旨を確認した上で交付する

禁忌

1)重症筋無力症を有する(症状を悪化)

2)過敏症

3)HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビルを含有する製剤,ネルフィナビル,アタザナビル,ホスアンプレナビル,ダルナビルを含有する製剤),エファビレンツ及びコビシスタットを含有する製剤を投与中

4)急性閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧が上昇し,症状を悪化)

5)ショック昏睡バイタルサインの抑制がみられる急性アルコール中毒(呼吸抑制や血圧低下等の症状を悪化)

注意

〈基本〉

①無呼吸,呼吸抑制,舌根沈下,血圧低下等の発現→医療機関で投与する際は投与前に救急蘇生の為の医療機器,薬剤等の準備と共に,投与中はパルスオキシメーターや血圧計等を用いて呼吸及び循環動態を継続的に観察

②3~6カ月の乳幼児に投与の際は,患者の

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