診療支援
薬剤

ルフィナミド新様式H運転×
1139
rufinamide(RFM)
イノベロン Inovelon(エーザイ)
 :100・200mg

適応

他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないLennox-Gastaut症候群における強直発作及び脱力発作に対する抗てんかん薬との併用療法

用法

最初の2日間は1日400mgを2回に分けて食後に,その後は2日毎に1日用量として400mg以下ずつ漸増.維持用量は体重30.1~50.0kgには1日1,800mg,体重50.1~70.0kgには1日2,400mg,体重70.1kg以上には1日3,200mgとし,1日2回に分けて食後に ►症状により維持用量を超えない範囲で適宜増減,増量は2日以上の間隔をあけて1日用量として400mg以下ずつ 小児(4歳以上)〔体重15.0~30.0kg〕最初の2日間は1日200mgを1日2回に分けて食後に,その後は2日毎に1日用量として200mg以下ずつ漸増.維持用量は1日1,000mg,1日2回に分けて食後に ►症状により,1日1,000mgを超えない範囲で適宜増減,増量は2日以上の間隔をあけて1日用量として200mg以下ずつ 〔体重30.1kg以上〕成人の用法・用量に従う 注意

①他の抗てんかん薬と併用(国内臨床試験において,本剤単独投与での使用経験はない)

②バルプロ酸Naとの併用で本剤の血中濃度上昇→慎重に症状を観察しながら増量.体重30.0kg未満では体重30.0kg以上よりも大きな影響が認められているため特に注意

禁忌

過敏症(本剤,トリアゾール誘導体)

注意

〈基本〉

①投与によりてんかん重積状態→投与中は状態を十分に観察し,てんかん重積状態発生の際は適切に処置.又,投与後に新たな発作型の出現又はてんかん重積状態の頻度増加の際は,投与継続の必要性を慎重に判断

②発疹発現→投与にあたっては十分に注意し,異常の際は,中止等適切に処置.特に小児では,発疹の初期徴候は感染と誤診されやすいので,発疹及び発熱等の症状の際には注意

③連用中の投与量の急激な減量ないし投

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