診療支援
薬剤

(合剤)レボドパ・カルビドパ水和物新様式運転×
levodopa・carbidopa hydrate
デュオドーパ duodopa(アッヴィ)  1169
 配合経腸用液:1カセット100mL中 レボドパ 2,000mg,カルビドパ水和物 500mg(カルビドパとして 463mg)

適応

レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off現象)の改善 注意経口レボドパ含有製剤に対する治療反応性及び忍容性が認められるパーキンソン病患者に対して使用

用法

本剤投与前の経口レボドパ量に応じて初回投与量を決定し,朝の投与及び持続投与に分けて胃瘻を通じて空腸に直接投与.その後は症状により,次の用量範囲で投与量を調整.尚,必要に応じて持続投与中に追加投与が可能 〔朝の投与〕5~10mL(レボドパ/カルビドパ水和物として100/25~200/50mg)を10~30分かけて投与 〔持続投与〕朝の投与後,2~6mL/時間(レボドパ/カルビドパ水和物として40/10~120/30mg/時間)で持続投与 ►1日の最大投与時間は16時間 ►1回当たりの追加投与は0.5~2.0mL(レボドパ/カルビドパ水和物として10/2.5~40/10mg) ►投与量は症状により適宜増減するが,朝の投与は15mL(レボドパ/カルビドパ水和物として300/75mg),持続投与は10mL/時間(レボドパ/カルビドパ水和物として200/50mg/時間)を超えない.又,1日総投与量は100mL(レボドパ/カルビドパ水和物として2,000/500mg)を超えない 注意

①開始時は,原則として入院管理下で十分観察,患者毎の適切な投与量を決定

②専用のポンプ及びチューブ等を使用して投与

③胃瘻造設前に本治療システムが患者に適合することを確認する為,専用の経鼻空腸内投与用チューブ(アッヴィNJチューブ)を使用した,本剤の短期間の経鼻空腸内投与を考慮

④本剤の投与時間は日中の16時間以内とする.投与終了後の夜間及び就寝後にパーキンソン病の症状管理が必要な場合は,経口レボドパ・カルビドパ水和物製剤を用いて管理(日中16時間を超えて投与したとき,及び夜間の就寝中に

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