診療支援
薬剤

カベルゴリン新様式E運転×
1169
cabergoline
カバサール Cabaser(ファイザー)
 :0.25・1mg
カベルゴリン(0.25・1 沢井)

適応

1パーキンソン病

2乳汁漏出症

3高プロラクチン血性排卵障害

4高プロラクチン血性下垂体腺腫(外科的処置を必要としない場合に限る)

5産褥性乳汁分泌抑制

6〔0.25mg〕生殖補助医療に伴う卵巣過剰刺激症候群の発症抑制

注意

1)1非麦角の治療効果が不十分又は忍容性に問題がある患者のみ投与

2)6多嚢胞性卵巣症候群の有無,血清抗ミュラー管ホルモン濃度,血清エストラジオール濃度,卵胞数等に基づき,生殖補助医療に伴う卵巣過剰刺激症候群の発症リスクが高いと判断される患者に対してのみ投与

用法

11日量0.25mgから始め,2週目には1日量を0.5mgとし,以後経過観察しながら,1週間毎に1日量として0.5mgずつ増量し,維持量を定めるが,最高用量は1日3mgとする.いずれの場合も1日1回朝食後 241週1回(同一曜日)就寝前経口投与とし,1回量0.25mgから開始,以後臨床症状を観察しながら,少なくとも2週間以上の間隔で1回量を0.25mgずつ増量し,維持量(標準1回量0.25~0.75mg)を定める(増減) ►1回量の上限は1mgとする 51mg 胎児娩出後に1回のみ(食後) 61日1回0.5mgを最終的な卵胞成熟の誘発日又は採卵日から7~8日間,就寝前 注意

14少量から開始し,消化器症状(悪心,嘔吐等),血圧等の観察を十分行い,慎重に維持量まで増量

5胎児娩出後4時間以内の投与は避け,呼吸,脈拍,血圧等が安定した後に投与.又,胎児娩出後2日以内に投与が望ましい.投与後(特に投与当日)は十分観察し,異常が認められた場合は処置(類薬において血圧上昇,頭痛,中枢神経症状等の報告)

禁忌

1)過敏症(麦角製剤)

2)心エコー検査により心臓弁尖肥厚,心臓弁可動制限及びこれらに伴う狭窄等の心臓弁膜の病変が確認またはその既往(悪化)

3)妊娠中毒症(産褥期に痙攣,脳血管障害,心臓発作,高血圧が発現のおそれ)

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