適応
パーキンソン病におけるオフ症状の改善(レボドパ含有製剤の頻回投与及び他の抗パーキンソン病薬の増量等を行っても十分に効果が得られない場合) 注意オン状態では既存の治療薬で自立的活動が可能であるが,オフ状態では自立的活動が制限され,日常生活に支障を来す患者に使用
用法
〔パーキンソン病におけるオフ症状の発現時〕皮下投与1回1mgから始め,以後経過を観察しながら1回量として1mgずつ増量し,維持量(1回量1~6mg)を定める(増減).最高投与量は1回6mg 注意
➊各投与の間には,少なくとも2時間の間隔をおく
②1日の投与回数の上限は5回(日本人で1日5回を超えた投与の使用経験が少ない)
③少量から始め,消化器症状(悪心,嘔吐等),傾眠,血圧等の観察を十分に行い,慎重に増量して維持量を定める.消化器症状(悪心,嘔吐等)の際は,必要に応じて制吐剤(ドンペリドン等)の使用も考慮
!警告
前兆のない突発的睡