適応
痙性斜頸
用法
以下の用量を緊張筋(胸鎖乳突筋,斜角筋,僧帽筋,肩甲挙筋,頭板状筋,頭半棘筋等)に筋注.緊張筋が複数ある場合は,分割投与 ►初回投与:合計で2,500~5,000単位 ►効果不十分又は症状再発:合計で10,000単位を上限として再投与可(但し,2カ月以内の再投与回避) 注意
①本剤の力価(単位)は,本剤特有で,他のボツリヌス毒素製剤(A型ボツリヌス毒素製剤)とは異なり,又,換算不可に留意し,必ず本剤の投与量を慎重に確認し投与
②緊張筋が深部である等,触診で緊張筋の同定が困難な場合には,筋電計を用いて注意深く目標とする部位を同定
③効果が認められない場合は,用量及び投与部位について再検討した上で次の投与
④本剤投与筋の筋緊張が低下後,その協働筋側の緊張が亢進し,異常姿勢を来すことがあるため,初回投与以降も緊張筋を注意深く同定して投与
⑤初回及び再投与で全く効果ない場合は,より高頻度・高