診療支援
薬剤

筋弛緩薬(概要)

▼筋弛緩薬の分類

筋弛緩薬の分類

 

Ⅰ.麻酔・手術用注射薬

スキサメトニウム塩化物水和物

スキサメトニウム

1)スキサメトニウム塩化物水和物は脱分極性筋弛緩薬であり,作用発現が速いものの副作用が比較的多く,使用頻度は減少している

2)ロクロニウム臭化物は非脱分極性筋弛緩薬であり,スガマデクスナトリウムやネオスチグミンメチル硫酸塩(コリンエステラーゼ阻害薬)により拮抗される.コリンエステラーゼ阻害薬の副作用防止のためにアトロピン硫酸塩水和物(抗コリン薬)を用いる

 

レラキシン

ロクロニウム臭化物

エスラックス

 

Ⅱ.悪性高熱症・悪性症候群の治療薬

ダントロレンナトリウム水和物

ダントリウム

1)ダントロレンナトリウム水和物の静注は,悪性高熱症や悪性症候群に適応がある

 

Ⅲ.痙縮・筋緊張治療薬

ダントロレンナトリウム水和物

ダントリウム

1)適応外であるが,エペリゾン塩酸塩とチザニジン塩酸塩は緊張型頭痛に有効

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