適応
〔経口〕以下の疾患における分泌・運動亢進並びに疼痛:胃酸過多,胃炎,胃・十二指腸潰瘍,痙攣性便秘 〔外用〕(日医工)肛門疾患における鎮痛・鎮痙
用法
〔経口〕1日20~90mg 分2~3(増減) 〔外用〕10%含有する軟膏又は坐剤として適宜使用
禁忌
〔経口〕
1)閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧上昇し症状悪化)
2)前立腺肥大による排尿障害(更に尿を出にくくする)
3)重篤な心疾患(心拍数増加させ,悪化)
4)麻痺性イレウス(消化管運動抑制し,悪化)
注意
〈基本〉〔経口〕
➊視調節障害,散瞳,羞明,めまい等→運転不可
患者背景
〈合併・既往〉〔経口〕
①開放隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧上昇し症状悪化)
②前立腺肥大(尿を出にくくする)
③うっ血性心不全(心拍数増加させ,悪化)
④不整脈(心拍数増加させ,悪化)
⑤潰瘍性大腸炎(中毒性巨大結腸を起こす)
⑥甲状腺機能亢進症(心拍数増加させ,悪化)
⑦高温環境(汗