適応
以下の疾患における分泌・運動亢進並びに疼痛
1胃・十二指腸潰瘍,胃酸過多症,幽門痙攣,胃炎,腸炎,過敏大腸症(イリタブルコロン),膵炎,胆道ジスキネジー
2夜尿症又は遺尿症
3多汗症
用法
1回15mg 1日3~4回(増減)
禁忌
1)閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧上昇し症状悪化)
2)前立腺肥大による排尿障害(悪化)
3)重篤な心疾患(心悸亢進を起こす)
4)麻痺性イレウス(閉塞状態を悪化)
注意
〈基本〉
➊視調節障害,眠気→運転不可
患者背景
〈合併・既往〉
①前立腺肥大(排尿障害を起こす)
②甲状腺機能亢進症,うっ血性心不全,不整脈(心悸亢進を起こす)
③潰瘍性大腸炎(中毒性巨大結腸を起こす)
④開放隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧上昇し症状悪化)
⑤高温環境(発汗抑制が起こり体温上昇)
〈妊婦〉妊B2有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止 〈小児〉臨床試験は未実施 〈高齢〉抗コリン作用による眼の調