診療支援
薬剤

安息香酸ナトリウムカフェイン新様式
2115
caffeine and sodium benzoate
安息香酸ナトリウムカフェイン(各社)
 
安息香酸Naカフェイン(扶桑)
 :100・200mg/1mL/A
アンナカ( ヴィアトリスH)

適応

眠気,倦怠感,血管拡張性及び脳圧亢進性頭痛(片頭痛,高血圧性頭痛,カフェイン禁断性頭痛等) 眠気,倦怠感,血管拡張性及び脊椎穿刺後頭痛

用法

1回0.1~0.6g 1日2~3回(増減) 1回0.1~0.4g 1日1~3回(増減) 皮下注・筋注・静注

注意

〈適用上〉できるだけ緩徐に静注

患者背景

〈合併・既往〉

①胃潰瘍又はその既往歴(胃液分泌を促進)

②心疾患(徐脈,頻脈)

③緑内障(悪化)

〈妊婦〉妊A有益のみ(長期連用回避,カフェインが胎盤通過) 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(長期連用回避,母乳中移行) 〈小児〉低出生体重児,新生児には注意〔外国のベンジルアルコール大量静注で中毒症状(あえぎ呼吸,アシドーシス,痙攣等)が低出生体重児に報告.添加剤にベンジルアルコール含有〕 〈高齢〉減量等注意(生理機能低下)

相互

〈併用注意〉

1)他のキサンチン系薬剤(アミノフィリン,ジプロフィリン

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