適応
多発性硬化症の再発予防及び身体的障害の進行抑制 注意進行型多発性硬化症に対する有効性・安全性は未確立.一次性進行型多発性硬化症の海外でのプラセボ対照試験で身体的障害の進行抑制効果は示さなかったとの報告
用法
1日1回0.5mg
!警告
1)投与は,緊急時に十分対応できる医療施設で,本剤の安全性及び有効性についての十分な知識と多発性硬化症の治療経験をもつ医師の下で,本療法が適切と判断される症例についてのみ実施.又,黄斑浮腫等の重篤な眼疾患発現あり→十分に対応できる眼科医と連携がとれる場合にのみ使用
2)投与開始後,数日間にわたり心拍数低下作用がみられる.特に投与初期は大きく心拍数が低下することがあるので,循環器専門医師と連携等,適切な処置が行える管理下で投与開始
3)重篤な感染症が現れ,死亡に至る例が報告.又,本剤との関連性は不明だが,Epstein-Barrウイルスに関連した悪性リンパ腫,リンパ増
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