適応
本態性高血圧症
用法
1回15mg 1日1~2回 朝食後又は朝・昼食後(増減)
禁忌
1)無尿〔利尿が期待できず,体内に貯留し中毒性の副作用(肝障害,皮膚障害)〕
2)急性腎障害
3)体液中のNa・Kが明らかに減少(使用により体液中のNa・Kを更に低下させ低Na血症,低K血症を誘発)
4)過敏症〔サイアザイド系薬剤,その類似化合物(例えばクロルタリドン等のスルホンアミド誘導体)〕(代謝産物がサイアザイドと類似の代謝産物を有している為,スルホンアミドを含むサイアザイドによる過敏症の発現例では同様の過敏症が発現)
5)デスモプレシン(男性における夜間多尿による夜間頻尿)投与中
注意
〈基本〉
①利尿効果は急激に現れる為,電解質異常,脱水に注意し,少量から開始して,徐々に増量
②連用する場合,電解質失調が現れるので定期的に検査
➌降圧作用に基づくめまい等→運転注意
〈検査〉血清PBIを低下させることがある.この場合必ず