適応
ファロー四徴症に伴うチアノーゼ発作
用法
乳幼児には0.2~0.3mg/kg/日 分2 朝・夕(増減) 注意褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者では,α遮断剤で初期治療後に投与し,常にα遮断剤を併用
禁忌
1)過敏症
2)気管支喘息,気管支痙攣の恐れ(気管支筋収縮作用により,喘息症状の誘発・悪化)
3)糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス(アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強)
4)高度の徐脈(著しい洞性徐脈),房室ブロック(Ⅱ,Ⅲ度),洞不全症候群,洞房ブロック(刺激伝導系に対し抑制的に作用し,症状悪化)
5)心原性ショック(心拍出量抑制作用により,症状悪化)
6)肺高血圧による右心不全(心拍出量抑制作用により,症状悪化)
7)うっ血性心不全或いは恐れ(心収縮力抑制作用により,症状悪化)
8)低血圧症(降圧作用により症状悪化)
9)未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ
注意
〈基本〉
①投与が長