診療支援
薬剤

アテノロール新様式H運転×
2123
atenolol
テノーミン Tenormin(太陽)
 :25・50mg
アテノロール(25・50 各社),アルセノール(25・50 原沢)

適応

本態性高血圧症(軽症~中等症),狭心症,頻脈性不整脈(洞性頻脈,期外収縮)

用法

1日1回50mg(増減) 1日最大100mgまで 注意褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者では,α遮断剤で初期治療後に投与し,常にα遮断剤を併用

禁忌

1)過敏症

2)糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス(アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強)

3)高度又は症状を呈する徐脈,房室ブロック(Ⅱ,Ⅲ度),洞房ブロック,洞不全症候群

4)心原性ショック(心機能を抑制し,症状悪化)

5)肺高血圧による右心不全(心機能を抑制し,症状悪化)

6)うっ血性心不全(心機能を抑制し,症状悪化)

7)低血圧症(心機能を抑制し,症状悪化)

8)重度の末梢循環障害(壊疽等)

9)未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ

注意

〈基本〉

①長期投与の場合は,心機能検査(脈拍・血圧・心電図・X線等)を定期的に行う.徐脈又は低血圧が現れた場合は,減量

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