適応
高血圧症
用法
1日100mg 分2 効果が不十分な場合は1日200mgまで増量出来る(増減) 注意褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者では,α遮断薬で初期治療後に投与し,常にα遮断薬を併用
禁忌
1)糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス(アシドーシスによる心収縮力低下,末梢動脈拡張,血圧低下等の発現を助長)
2)心原性ショック(心機能抑制作用が症状悪化)
3)うっ血性心不全(心機能抑制作用が症状悪化)
4)肺高血圧による右心不全(心機能抑制作用が症状悪化)
5)高度の徐脈(著しい洞性徐脈),房室ブロック(Ⅱ,Ⅲ度),洞房ブロック(心機能抑制作用が症状悪化)
6)妊婦・妊娠(動物で胎児の体重減少が報告)
7)未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ
注意
〈基本〉
①投与が長期にわたる場合は,心機能検査(脈拍,血圧,心電図,X線等)を定期的に行う.徐脈又は低血圧が認められた場合は減量又は中止.又,必要