適応
以下の状態で他の抗不整脈薬が使用出来ないか,又は無効の場合:頻脈性不整脈(心室性) 注意他の抗不整脈薬が使用出来ないか,又は無効の場合にのみ適用考慮
用法
1回100mg 1日2回(増減) 注意以下の通り腎機能障害患者では血中濃度が持続する為,内因性Ccrを指標とした障害の程度に応じ減量等,用法・用量を調整
①軽度~中等度障害例(30≦Ccr<70mL/min):半減期及び血中濃度曲線下面積は,腎機能正常例に比し,それぞれ約1.5倍,約2倍に延長・増大
②高度障害例(Ccr<30mL/min):半減期及び血中濃度曲線下面積は,腎機能正常例に比し,それぞれ約1.5倍,約3倍に延長・増大
禁忌
1)高度の房室ブロック・洞房ブロック(刺激伝導抑制作用により,刺激伝導障害を更に増悪)
2)うっ血性心不全(陰性変力作用により,症状悪化.又,催不整脈作用により,不整脈を誘発又は悪化)
3)閉塞隅角緑内障(抗コリン