適応
急性心不全で他の薬剤を投与しても効果が不十分な場合
用法
用時生食等で溶解し,0.5μg/kg/分を点滴静注.尚,点滴投与量は,病態に応じて0.75μg/kg/分を上限として心血行動態,心電図をモニターしながら増減 注意
①投与により臨床症状が改善し,患者状態が安定した場合(急性期を脱した場合)は,他の治療法に変更
②0.5μg/kg/分以上の投与量で3時間以上投与により,動悸・頻脈,不整脈等の副作用の発現頻度が高まる為,0.5μg/kg/分以上の投与量で3時間以上投与する場合は副作用発現に留意し,必要により減量又は中止
③長時間投与の使用経験は少なく,長時間投与における安全性は未確認なことから,原則として72時間を超える長時間投与は避ける.十分な効果が得られ,やむを得ず長時間投与が必要と判断される場合は,効果が認められた用量を長く維持することなく,血行動態等を観察しながら漸減
禁忌
1)肥大型閉塞