適応
1振戦麻痺,パーキンソニズム
2麻酔前投薬,人工(薬物)冬眠
3感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽
4アレルギー性鼻炎,枯草熱,血管運動性浮腫
5皮膚疾患に伴う瘙痒(湿疹・皮膚炎,皮膚瘙痒症,薬疹,中毒疹),蕁麻疹
6動揺病
注意抗パーキンソン剤はフェノチアジン系化合物,ブチロフェノン系化合物等による口周部等の不随意運動(遅発性ジスキネジア)を通常軽減しない.場合により症状を増悪,顕性化
用法
内11日25~200mg適宜分服 2~61回5~25mg 1日1~3回 分服(増減) 注1回5~50mg皮下あるいは筋注(増減)注意筋肉内投与はやむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと
禁忌
1)過敏症(フェノチアジン系化合物,その類似化合物)
2)昏睡状態(悪化)
3)バルビツール酸誘導体・麻酔薬等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制薬の作用を延長し増強)
4)閉塞隅角緑内障(眼内圧亢進)
5)前立腺肥大等
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