診療支援
薬剤

ペミロラストカリウム新様式
449
pemirolast potassium
アレギサール Alegysal(ニプロES)
ペミラストン Pemilaston(アルフレッサ)
 :5・10mg
 ドライシロップ:0.5% 5mg/g(0.5・1g/包) 1gはペミラストンのみ
ペミロラストK(5・10 各社,DS0.5% マイラン)

適応

1気管支喘息

2アレルギー性鼻炎

用法

11回10mg 1日2回 朝・夕食後(又は就寝前) 小児1回5~10歳5mg,11歳以上10mg 1日2回 朝・夕食後(又は就寝前)(増減) DS1回0.2mg/kg 1日2回 朝食後・就寝前 〔標準1回投与量〕1~4歳2.5mg,5~10歳5mg,11歳以上10mg 21回5mg 1日2回 朝・夕食後(又は就寝前)(増減) 小児DS1回0.1mg/kg 1日2回 朝食後・就寝前 〔標準1回投与量〕1~4歳1.25mg,5~10歳2.5mg,11歳以上5mg注意高齢者への投与により副作用があらわれた場合は,減量(例えば半量)又は休薬するなど注意

禁忌

1)妊婦・妊娠

2)過敏症

注意

〈基本〉

➊気管支拡張剤,ステロイド剤,抗ヒスタミン剤等と異なり,すでに起こっている発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではないことを患者に十分説明

②ステロイド維持量を減量し得た患者で,投与を中止する場合は,原疾患再発のおそれがあるので注意.

③季節性の患者に投与する場合は,好発季節を考えて,その直前から投与を開始し,好発季節終了時まで続けることが望ましい.

④効果が認められない場合には,漫然と長期にわたり投与しないよう注意

➎投与中,大発作をみた場合は,気管支拡張剤あるいはステロイド剤を投与する必要がある

〈適用上〉

配合DS他剤と配合し液剤とした場合,pH変化により沈殿→配合回避

患者背景

〈合併・既往〉長期ステロイド療法中患者(本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は,十分な管理下で徐々に行う)

〈妊婦〉禁忌(動物で大量投与により胎児発育遅延が報告) 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(動物で乳汁中移行の報告) 〈小児〉低出生体重児,新生児への臨床試験未実施 〈高齢〉生理機能低下

副作用

1)過敏症〔発疹,瘙痒,湿疹,蕁麻疹,顔面潮紅,浮腫(顔面,四肢等)〕→中止

2)精神神経

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