適応
1気管支喘息
2蕁麻疹,皮膚疾患に伴う瘙痒(湿疹・皮膚炎,皮膚瘙痒症),アレルギー性鼻炎
禁忌
1)過敏症(本剤,フェノチアジン系化合物,その類似化合物)
2)閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により悪化)
3)錠前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患 細シ下部尿路に閉鎖性疾患(抗コリン作用により排尿困難等)
注意
〈基本〉錠眠気→運転不可 細シ
➊眠気→保護者に対し注意.高年齢の小児には危険を伴う機械操作や遊戯等を行わないよう注意
➋小児では一般に自覚症状を訴える能力が欠けるので,保護者に対し患者状態を観察し,異常があれば速やかに主治医に連絡等処置するよう注意
〈適用上〉シ甘みがあり,誤飲回避のため保護者に対し保管及び取扱いについて注意
〈取扱上〉
①防腐剤無添加のため,分割使用は微生物汚染等を考慮して取扱い注意
②強い光で着色→分割使用は取扱い注意
③使用期限内であっても,開栓後はなるべく速やかに使用
配合シできるだけ回避が望ましい.やむを得ない場合は,配合変化に注意
〈その他〉動物(ラット)でメラニンに対する親和性.又,他のフェノチアジン系化合物の長期投与又は大量投与により角膜・水晶体の混濁,網膜・角膜の色素沈着が報告→注意
患者背景
〈合併・既往〉 開放隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧が上昇し,症状を悪化させることがある) 〈腎〉長期投与例で臨床検査値異常としてBUN上昇
〈妊婦〉非推奨 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止(動物で乳汁中へ移行) 〈小児〉錠臨床試験未実施 細シ低出生体重児・新生児に対する臨床試験は未実施 〈高齢〉錠口渇等の副作用の発現率が高い傾向
相互
〈併用注意〉
1)中枢神経抑制薬(バルビツール酸誘導体,麻酔薬,麻