▼アレルギー治療薬の分類
アレルギー治療薬の分類
Ⅰ.第1世代抗ヒスタミン薬
1)ヒスタミンによる症状を軽減させる薬剤の中で古典的な一群を示す.使用頻度は減少している 2)一般に作用時間は短く,眠気など副作用の頻度は高い.緑内障,前立腺肥大では禁忌である | ||
1エタノールアミン系 | 1)そう痒や鼻炎症状に効果を示すが,催眠作用が強く,その他の副作用にも注意する必要がある 2)レスカルミン®は腎機能障害や器質的脳障害等で禁忌である | |
ジフェンヒドラミン塩酸塩薬 | レスタミン錠 | |
| ジフェンヒドラミン塩酸塩注 | |
ジフェンヒドラミン塩酸塩・臭化カルシウム薬 | レスカルミン注 | |
クレマスチンフマル酸塩薬 | タベジール錠/散/シ | |
2プロピルアミン系 | 1)効果はエタノールアミン系と比較するとやや弱い.眠気や排尿障害等に注意する必要がある 2)クロルフェニラミンは,妊婦に対する有害性がないとの指摘がある | |
クロルフェニラミンマレイン酸塩(dl体)薬 | アレルギン |