適応
1気管支喘息(吸入ステロイド剤及び長時間作動型吸入β2刺激剤の併用が必要な場合)
2慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎,肺気腫)の諸症状の寛解(吸入ステロイド剤及び長時間作動型吸入β2刺激剤の併用が必要な場合)〔ディスカス250,エアゾール125のみ〕
注意1
1)患者,保護者又はそれに代わり得る適切な者に対して以下の注意を与える:発現した発作を速やかに軽減する薬剤ではなく,急性の発作に対しては使用しない
2)投与開始前には,患者の喘息症状を比較的安定な状態にしておく.特に,喘息発作重積状態又は喘息の急激な悪化状態のときには原則として投与しない
2増悪時の急性期治療を目的として使用する薬剤ではない
用法
1成人通常1回サルメテロール50μg/フルチカゾンプロピオン酸エステル100μg 1日2回吸入(エアゾール50:1回2吸入,ディスカス100:1回1吸入).尚,症状に応じて以下のいずれかの用法・用量に従い吸入.1回50μg/250μg 1日2回吸入(ディスカス250:1回1吸入,エアゾール125:1回2吸入),1回50μg/500μg 1日2回吸入(ディスカス500:1回1吸入,エアゾール250:1回2吸入) 小児症状に応じ以下のように投与.1回25μg/50μg 1日2回吸入(エアゾール50:1回1吸入).1回50μg/100μg 1日2回吸入(ディスカス100:1回1吸入,エアゾール50:1回2吸入) 21回50μg/250μg 1日2回吸入(ディスカス250:1回1吸入,エアゾール125:1回2吸入) 注意1症状の寛解がみられた場合は,治療上必要最小限の用量で投与し,必要に応じ吸入ステロイド剤への切り替えも考慮
禁忌
1)有効な抗菌剤の存在しない感染症,深在性真菌症(ステロイドの作用により症状増悪)
2)過敏症
注意
〈基本〉12
➊既に起きている気管支喘息の発作又は慢性閉塞性肺疾患の増悪を速