適応
1以下の疾患の去痰:慢性気管支炎,肺気腫,肺化膿症,肺炎,気管支拡張症,肺結核,嚢胞性線維症,気管支喘息,上気道炎(咽頭炎,喉頭炎),術後肺合併症
2以下の前後処置:気管支造影,気管支鏡検査,肺癌細胞診,気管切開術
用法
1回1~4mL 単独又は他の薬剤を混ぜて気管内に直接注入・噴霧吸入(増減)
注意
〈基本〉液化された気管支分泌物の増量あり→自然の喀痰喀出が困難な場合,機械吸引又は体位変換等処置 〈適用上〉
①噴霧装置に使われている鉄,銅,ゴムは長時間薬液に接触することを避け,使用後直ちに水洗.使用後,そのまま放置すると残渣が細かい孔口を塞いだり,金属部分の腐食あり
➋水洗した噴霧装置に本剤を入れるとわずかに着色→安全性及び薬効には影響しない
③注射剤,点眼剤として使用禁止
配合抗生物質との混合で不活性化→併用する必要がある場合は,別々に吸入,又は抗生物質を注射ないし経口投与
患者背景
〈合併・既往〉
①気